オーストラリアの類人猿 ヨーウィ
2015/04/04
ビッグフットをはじめとする巨大な類人猿の話は世界中のいたるところにありますが、南半球のオーストラリアも例外ではありません。
オーストラリアの原住民である「アボリジニー」の間で古くから伝わる巨大な獣人は「ヨーウィ」と呼ばれ、ニューサウスウェルズ州からクイーンズランド州にかけて生息していると言われています。
体長は、目撃証言によって異なりますが、2.1メートルから3.6メートルまでと少し幅があります。そして、ビッグフット同様に全身が毛で覆われ、平たく潰れた鼻を持ち、直立二足歩行で歩くといいます。
また、一部の報告によると、ヨーウィは気が小さくシャイな性格の持ち主だとも言われています。
ヨーウィという名称は、いくつかある呼び名のうちのひとつで、この他に「クインキン」「ジューガビンナ」「ジュラワラ」「ミンガウィン」「プッティカン」など複数の呼び名があります。
ビッグフットが地域が変わるごとに呼び名も変わるのと同じかもしれませんが、オーストラリアという島国でこれほどたくさんの呼び名があることは興味深いですね。
ヨーウィの目撃情報は意外と多く、1970年代にはシドニーの西に位置するブルーマウンテン周辺で多くの目撃情報が寄せられました。
また、2006年にはニューサウスウェールズ州で立木の横から顔を出しているヨーウィの姿を撮影されています。(上の写真)
さらに、2009年には同じくニューサウスウェールズ州で、スクールバスの近くに現れたところを写真に撮られています。
インドネシアのジャワ島で発見された化石に巨大な類人猿の「メガントロプス」のものとされる化石があります。
この巨人、メガントロプスがかつて、オーストラリアに生息していたとする説もあるため、ヨーウィはこのメガントロプスの生き残りではないかという意見もあります。
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