テキサスで見つかったチュパカブラは×××××だった!
2015/04/04
テキサスの二人組が未確認動物(UMA)のチュパカブラを捕まえた、という報告がありました。
このチュパカブラはチュパカブラの赤ちゃんと呼ばれていました。
チュパカブラは、スペイン語で「ヤギの血を吸う者」という意味で、1995年にプエルトリコではじめて報告されたUMAです。
目撃証言によると、身長は1メートルから1.8メートルくらいで、大きな赤い目を持ち、全身は毛で覆わっれ、背中にトゲのようなものが生えているということです。捕まえようとすると、驚異的なジャンプ力で逃げてしまうため、捕まえるのは困難なUMAです。
これまでに、ヤギや牛などの家畜がチュパカブラに血を吸われていて、被害に会った家畜には首のあたりに2つ(または4つ)の穴が空いているということです。
で、今回テキサスで捕まったというチュパカブラの写真がこちらです。
誰しも「えっ!これがチュパカブラなの?」と思うことでしょう。
証言によるイメージとは大きく異なりますし、口の形状から見ても、この生物が家畜の血を吸うようにも思えません。
ではこの生き物は何なの?
では、このけったいな生き物は一体何か、気になるとことですが、動物学者によるとこれは「アライグマ」だそうです。
この風貌からはとてもアライグマだとは、気づきませんが、どうやらこの個体は皮膚病にやられてしまい、全身の毛が抜け落ちてしまったようです。
アライグマの毛をとってしまうと、こんなネズミみたいは貧相な格好になってしまうのですね。
これまでにも、チュパカブラではないかということで、皮膚病によって毛がなくなったアライグマが捕まえられたケースはあったそうです。
ここまで大騒ぎしなくても、本物のチュパカブラかどうかを見分ける方法としては、同じケージにヤギや鶏のような家畜を一緒に入れておけば、チュパカブラなら血を吸うところが確認できるだろうということですが、ごもっともです。
YouTubeの動画を見ると、ドッグフードとかあげちゃってるし、チュパカブラだと主張するのもどうなのって感じですが、アメリカではこの手のニュースが多いのかもしれません。
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