ヨーロッパのUMA タッツェルヴルム
2015/04/04
タッツェルヴルムは、ドイツ語で「前足のある虫」という意味です。
アルプス山脈に生息するといわれる未確認生物で、その姿は虫というよりもトカゲのようで、体長が60センチから1メートルくらいのビール瓶のようなズングリとした体型は日本のツチノコに少し似た印象です。
この写真は、もちろん作り物ですが、後ろ足がなく、前足だけ生えているところが奇妙でもあります。
以前にこのブログでも紹介した「足の生えたヘビ」は、突然変異で前足が1本だけ生えていましたが、足の生え方が不自然で、足として機能していたのか疑問ですが、タッツェルヴルムはきれいに生えそろっているようです。
この写真はタッツェルヴルムの骨の化石と言われていますが、真偽の程はよくわかりません。上の写真と比べると、えらく獰猛そうに見えます。
タッツェルヴルムが目撃された記録は1700年代からと、かなり前からその存在はささやかれてきたようです。
ある農場で、飼っている豚が目の前で襲われたという証言もあるようで、その性格はかなり凶暴なようです。
タッツェルヴルムの正体は、トカゲやオオサンショウウオ(の新種)ではないかという意見もあるようですが、このブログでも紹介したようにオオサンショウウオは、日本と中国、北米でしか生息が確認されていないはずなので、もしヨーロッパ大陸にいるとしたら、まさにオオサンショウウオの新種ですね。
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