ソンダバーラ。

世界の不思議を探求する。

4本足で歩くクジラ

      2015/04/04

なんかタイトルが釣りっぽくなってしまってスミマセン。

4本足で歩いたのは、今から5,000万年以上も昔の話で、つまり、今のクジラの祖先ということになります。

クジラは哺乳類であることは、だれでも知っていることですが、哺乳類である以上は昔は陸で生活していたはずですが、それはあくまでも仮設でした。

なぜなら、それを裏付ける物的な証拠がなかったからです。

しかし、2001年に陸で暮らしていたクジラの祖先の全身の骨格化石が発見されました。

それが「パキケタス」という獣のような姿形をした生き物です。4本足で歩き、蹄もあったようです。

パキケタス

outrasverdadesinconvenientes.blogspot.jp

なぜ、この頭が扁平なオオカミのような動物が、クジラの祖先とわかったのかというと、クジラに特有の「耳骨」を持っていたからだとされています。

クジラは水中にいるため、私たちのように陸上で生活する哺乳類のように空気振動で音をキャッチすることはできません。

では、どうするかというと、音をキャッチするために耳の中に大きな「耳骨」を持ち、骨を通じた振動で音を捉えます。

パキケタスは陸上に住む動物でありながら、地面に鼻先をくっつけて、振動から音をキャッチしていたと考えられています。


パキケタス

http://dinosaurs.wikia.com/wiki/Pakicetus

こちらはパキケタスの別の復元図です。

だいぶ今のクジラに近いイメージですが、まだ海での正確に100%対応しておらず、水陸両方で生活していたと考えられています。

 - 古代

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

リードシクティス
史上最大の魚(リードシクティス)はジンベイザメの2倍もあった

現在における世界最大の魚は「ジンベイザメ」で平均的な大きさは約11メートルです。 …

フォベロミス・パッテルソニ
古代に生息した体長3mの巨大ネズミ

私は下町で生まれ育ちましたが、家庭はあまり裕福ではなく、お小遣いもあまりもらえま …

メガテリウム
ナマケモノの祖先は5mを超す巨大生物だった

ナマケモノといえば、木にぶら下がって、動きの遅いあの動物をイメージすると思います …

カリコテリウム
ウマか?ゴリラか?古代に生息したゴリラ歩きする馬

現在の世の中でも、風変わりな格好をした生き物はたくさんいますが、古代の生物には今 …

ステラー海牛
絶滅したジュゴンの仲間 ステラー海牛

ステラー海牛は、海牛と書いて「カイギュウ」と読みます。「ウミウシ」とはまったく違 …

ネアンデルタール人
ネアンデルタール人は肉食ではなかった!原始人ダイエットの信ぴょう性はいかに?

世の中には、星の数ほどのダイエット方法がありますが、ちょっと風変わりな「原始人ダ …

gigantopithecus
絶滅した巨大類人猿ギガントピテクス

現代においても、ビッグフットやイエティなどの大きな類人猿の話はありますが、ギガン …