ネッシー死亡説は本当か?
2015/04/04
スコットランドになるネス湖のネッシーといえば、代表的な水生獣のUMAです。
そのネッシーの目撃報告が、ここ最近ぱったりとなくなってしまったようです。
2009年にはイギリスの放送局であるヒストリーチャンネルが、ネス湖の湖底の調査を徹底的に行いましたが、何も見つからず、ネッシーは死んでしまったという方向に世間の見方も傾いているようです。
また、ここ1年半ほどの間でも、1件の目撃情報が寄せられていないという状況は、ネッシーの存在が注目を集めてから、今日までの90年間で、はじめてのことだそうです。
しかし、熱心なネッシー信奉者は、地球が寒冷化(?)に向かっている今は、湖底でじっとしているという見解を述べています。
えっ、温暖化の間違いじゃないのと、思った方も多いことでしょう。
現代の地球は温暖化に向かっているという認識が、一般的ですが、彼らは、地球が温暖化に向かっている根拠を挙げることのできる科学者は一人もいないとして、むしろ、2009年のように冷夏だった年があるように、本当はこれから地球は寒冷化していくとの見方をしています。
現に、昨年の太陽の活動には、異常な現象が見られたようで、太陽の活動には、強くなったり弱くなったりする11年の周期がありますが、ちょうど昨年がその年で、太陽の北極と南極の地場が入れ替わるはずだったのが、起きていなかったり、太陽の活動量の指針となる「黒点」の数も異常に少なかったという現象がありました。
実は、このような現象は17世紀にもあって、この次期のことを「小氷河期」と呼んでいます。
たとえば、ロンドンのテムズ川が凍ってしまって、スケートができるほど寒くなったという記録も残っているようです。
これらの現象が事実であるならば、敏感な性質のネッシーが湖底でじっとしているという可能性もあるのかもしれません。
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