モスマン(蛾人間)は鳥か?先住民の呪いか?エイリアンのペットか?
2015/04/04
モスマンはアメリカのウェストバージニア州で、1966年11月にはじめて目撃された未確認生物(UMA)です。
スカベリー夫妻とマレット夫妻の二組の夫婦が、郊外にある第2次世界対戦時に使われていた軍需施設のあたりを車でドライブしていた時、目が赤く光る大きな白い生き物のようなものを発見しました。
よく見ると、3メートルはあろうかとおもわれる大きな翼をもった人間のように見えます。
そして、この大きな翼を持つUMAはもうスピードで4人の乗る車を追いかけてきたというのです。
なんとか、モスマンを振りきった4人は保安官事務所に駆け込み事情を話しましたが、保安官たちと目撃現場に戻った時には何もなかったということです。
さらに、この目撃の3日前にも同じくウェストバージニア州で、5人の男が墓穴をほっている時に突然、人間のような姿をした翼を持つ生き物が木から飛んで来て、彼らの頭をかすめて飛んでいったという情報も入っていました。
このような目撃談があがると、それに対して反論が出るのは、よくあることですが、ある保安官も夜間に自動車のヘッドライトの光が(サギなどの)動物の目を照らすと、それが赤く光ることがあると述べています。
また、ウェストバージニア大学の教授の話では、アメリカに生息している「カナダヅル」という鶴にモスマン(とされる生き物)の翼の大きさなどが一致するので、鶴と見間違えてのではないかという意見もあります。
私の個人的な経験で恐縮ですが、以前に千葉県の山の中を深夜に車で走っていた時のことです。
その日は、運悪く霧が深く、2,3m先もほとんど見えない状態でした。
前がほとんど見えないので、スピードは控えめに走っていましたが、よく知っている道であることと、深夜だったので誰も走っていないだろう高をくくっていたことも事実です。
一瞬、霧がわずかに掃けたと思った瞬間、私の行く先に大きな生き物が立っていました。
慌てて、急ブレーキを踏みました。
私は、無意識のうちに「うわぁ~」と大きな声を出していました。
幸いにも車は、その生き物の数十センチ手前で止まりましたが、その時の私の慌てぶりといったら、今思い出してもちょっと恥ずかしいくらいです。
結局、その生き物は立派な角を持ったオスの鹿で、車が目の前で、急ブレーキで止まったにもかかわらず、悠々と森のなかへ消えていきました。
先の保安官のコメントのように、たしかにその鹿の2つの目がこちらをしっかりと凝視していた感じははっきりと記憶に残っています。
赤く光っていた感覚はなかったのですが、目の印象はしっかりありました。
人間はパニックに陥っていると、実際の現象よりもオーバーな記憶を持ってしまいがちなのは、実体験から理解できますが、鶴と翼を持った人間のような生き物とを見間違うことはあるでしょうか?
モスマンの正体については、先のつるやサギなどの他にワシなども含めた大型の鳥類説やエイリアンのペット説、先住民の呪い説などいろいろな見解がありますが、面白いところでは、風に飛ばされた黒いゴミ袋ではないかという見方もあるようです。
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