ゴビ砂漠の未確認生物「モンゴリアン・デスワーム」
2015/04/04
1950年代にアメリカで出版されたフィクション小説には、地中に住む、奇怪な死を招く生き物が描かれていますが、一部の人の間ではモンゴルのゴビ砂漠に「モンゴリアン・デスワーム」と呼ばれる、名前の通り死を招く巨大なミミズのような生き物が存在すると信じられています。
イギリスの生物学者が記した本によると、モンゴリアン・デスワームは、ゴビ砂漠の南部に生息し、全長約1メートルくらいのミミズのような体を持ち、体表は赤黒い色をしていて、刺のような突起物を持っているとあります。
奴らは、ほとんどの時間を砂漠の砂の中に隠れて過ごし、雨期の6月から7月ころになると、地上に姿を現します。
モンゴルに伝わる言い伝えでは、近くを通りかかる獲物を見つけると、相手を腐食させる働きがある毒を放ち、獲物を捕まえると言われています。
また、尻尾からは電気を放って、遠くにいる相手でも感電死させることができると言われています。
モンゴリアン・デスワームの存在について、2005年にイギリスの学者たちによって、調査が行われましたが、写真などの有力な証拠を得ることはできず、目撃談の収集だけに終わってしまったようです。
そのため、モンゴリアン・デスワームの存在に関しては、現状ではなんとも言えないというのが正直なところです。
しかし、この手の話はアメリカ人には受けるのか、映画の題材になっています。
こちらの動画も、モンゴリアン・デスワームを題材とした映画ですが、これはかなり巨大に描かれています。
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