世界最大のカタツムリは食用にも使われている
2015/04/04
カタツムリというと、日本では「でんでんむし」の呼称もあるようにわりと可愛らしい存在かと思いますが、世の中には化け物みたいに大きなカタツムリも存在します。
世界最大のカタツムリは「アフリカマイマイ」といって、全長が24センチにもなる巨大な種です。
生息地は東アフリカや東南アジア、インド洋や太平洋の大陸島などですが、なんと、日本にも生息しているようです。
奄美大島や小笠原諸島に生息しているとのことですが、もともとは食用目的で他の地域から持って来られてものが繁殖したようです。
話は変わりますが、私はエスカルゴがけっこう好きで、外食しにいった時にメニューにあると思わず注文してしまうくらいです。
しかし、洋食屋さんでエスカルゴを頼むと結構な値段がしてしまいます。(サイゼリアは安いですけどね)
あるとき、楽天で輸入食材を扱っているネットショップにエスカルゴの缶詰が、非常に安く売られているのを見つけました。
原産国をみるとインドネシアとなっていたので、フランスじゃないのがちょっと気になりましたが、安くエスカルゴが食べられるならと、迷わず注文しました。
で、到着したエスカルゴの缶詰を開けて食べたのですが、どうも美味しくありません。(というか、はっきりいってマズイ。)
自分一人では食べきれないので、家族にすすめましたが、誰も気持ち悪がって食べてくれません。
結局、半分ちかくを無駄にしてしまった経験があったのですが、今、この記事を書くにあたって「アフリカマイマイ」を調べていたら、どうやらその時に私が食べたインドネシア産のエスカルゴはコイツらしいのです。(;_;)
格安のエスカルゴはかなりの割合でアフリカマイマイが使われているようです。
それと、このアフリカマイマイを宿主とする寄生虫がいまして、2000年には死者まで出ているようです。
小笠原や奄美大島にいった際は、決して、写真のように素手で触ったりしないように気をつけましょう。
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