絶滅した巨大類人猿ギガントピテクス
2015/04/04
現代においても、ビッグフットやイエティなどの大きな類人猿の話はありますが、ギガントピテクスは、はるか昔に実在していた巨大な類人猿です。
ギガントピテクスは推定で、新潮がメートル体重が300キロから500キロあったとされ、これが本当なら、史上最大の霊長類ということになります。
時代は今から約100万年前、中国やインド、ベトナムに生存していたとされています。
この史上最大の類人猿がいた証拠とされるのが、発掘された下顎の骨と歯ということです。
発掘された歯の大きさが人間のものと比較すると2倍以上もあることから、身長3メートルと推測されているようですが、残念ながら、肝心な体の骨が見つかっていません。
このような理由から、実際に身長が3メートルもあったかどうか、議論がわかれているようです。
もし、実際に巨大類人猿が存在していたことが、明らかであれば、ビッグフットの存在の可能性もグッと高まることと思われますが、今のところはっきりしたことはわかっていないようです。
身長3メートルは大げさだとしても、2メートルくらいはあったかもしれませんし、それならビッグフットの目撃情報と大きさ的には一致すると思うのですが、これはちょっと強引でしょうか?
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