エイリアン・ビッグ・キャットは野生のヒョウか?
2015/04/04
エイリアン・ビッグ・キャットは1960年代から、主にイギリスで目撃されている体長150センチもあるクロヒョウのような生物で、「ファントムキャット」とも呼ばれています。
ファントムとは、幽霊とか幻影という意味を持ち、「本来ならそこにいないはずの」というニュアンスなので、エイリアン・ビッグ・キャットといっても、宇宙から来たという意味で付けられたのではないようです。
クロヒョウをはじめとした、ヒョウの仲間はアフリカ大陸からアラビア半島、ユーラシア大陸の東端に生息しているため、イギリスに野生のヒョウがいることは、あり得ないそうです。
ちなみに、エイリアン・ビッグ・キャットはイギリス以外にもアメリカやオーストラリアでも目撃されていますが、アメリカには野生のピューマが生息しているので、ピューマと見間違えたのでは、という可能性も大いにあるでしょう。
さて、イギリスで目撃されたエイリアン・ビッグ・キャットですが、2000年には庭で遊んでいた11歳の少年に襲いかかり、少年の左頬に5本の長い傷を残して、去って行きました。
また、2005年には男性が裏庭で襲われ全身に引っかき傷を残していきました。その状況を目にした警官の証言では、その黒い大きなネコはラブラドール・レトリバーくらいの大きさだったということですから、傷跡の大きさから見ても、普通の猫がそこまでできるとは思えません。
そんな中、2011年にこの人を襲う大きなネコのDNA鑑定が行われましたが、結果は「ヒョウ」のものと一致したそうです。
ヒョウが生息していないはずのイギリスで、DNAが残されていたということは、ペットとして飼われていたものが野生化した可能性が考えられますが、もしかしたら、大陸を越えてきたものか、あるいは異次元からやってきたのかもしれません。
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